鶏の素揚げの魅力とは?
鶏の素揚げを提供するお店が増えています。普通のからあげとは違う美味しさのある素揚げ、その魅力とは何でしょうか。
素揚げとは文字通り、小麦粉や片栗粉などの衣を付けずに油で揚げる調理法です。衣を付けて揚げるからあげとは少し異なります。鶏肉に限らず、野菜や魚を素揚げにするケースもありますが、ここでは鶏肉に限定してお話ししましょう。
素揚げの魅力~その1~
低カロリーであること
衣を付けないということは、小麦粉などのいわゆる「糖質」を使っていないということです。当然その分、低カロリーでヘルシーということになります。
素揚げの魅力~その2~
肉の美味しさが増すこと
衣を付けずに揚げると、肉に含まれる水分が抜けやすくなります。余分な水分が抜けることで肉のうま味をより強く感じることができます。また飲食店などで提供されている素揚げのほとんどは塩のみで味付けしています。しょうゆやニンニク、ショウガなどで味付けしたからあげよりも肉本来のうま味を十二分に楽しめるのです。
素揚げの魅力~その3~
色々な部位の味を楽しめること
飲食店で提供されている鳥の素揚げはほとんどが「半身」です。モモ、ムネ、手羽、ささみなど、味わいの異なる部位を一度に楽しめるのです。
素揚げの魅力~その4~
骨付きであること
半身だと骨が付いています。食べにくいと思うこともあるでしょうが、肉は骨の近くのほうが美味しいのです。骨に含まれる髄液にはうま味の成分が含まれているため、骨の周辺は骨から遠い部位よりもうま味が強いのです。
素揚げの魅力~その5~
味のごまかしがきかないこと
前述の通り、素揚げは塩のみで味付けしていることがほとんど。しょうゆやニンニクなどで味をごまかすことができないのです。そのため調理人の腕、下処理の仕方や揚げ方などがストレートに反映されます。素揚げが美味しいと思えるお店の調理人はかなりの腕と言えるでしょう。
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