肉のうま味を最大限に活かした、これぞ究極の素揚げ!

『素揚げや・小岩店』素揚げ モモ・手羽


モモの素揚げ。敷き紙があっという間に肉汁で湿ってしまいます 

 

 JR小岩駅南口を出て、下町情緒あふれる商店街を10分ほど歩いたところにある『素揚げや・小岩店』。ここは京都や銀座の有名料亭で腕をみがいたご主人が営む、鶏の素揚げの名店です。素材や調理法にこだわっており、予約しなければ入れないほどの人気店。今回はここで〈素揚げ手羽・モモ 各750円〉をいただきました。ジューシーでうま味のある大山鶏のひな鶏を、岩塩のみで味付けして2~3日ねかせてから素揚げしているので、余分な水分もなく、鶏肉本来の美味しさを堪能できると評判です。  

手羽先と手羽元がボリューミーな手羽の素揚げ 

 

 オーダーしてから20分ほどで、アツアツの素揚げとご対面。まずは手羽から。手羽先と手羽元を一緒に揚げているのでルックスもボリューミーです。さっそくガブリ。ひと口目で「!!!」。なに、このうま味!ホントに塩だけで味付けしてるの!?と思ってしまうほどのまろやかで刺激的なうま味に襲われてしまいました。そしてかすかに甘みもあります。次にモモ。こちらはフワッとした食感で、噛むと肉汁が一気にあふれ出してきます。歯を押し当てるたびに「ジュワ!ジュワ!」と、うま味をたっぷり含んだ肉汁がなだれ込んで来るので、ただただ圧倒されるばかり。手羽もモモも、岩塩で味付けしているため、水っぽさはなく、衣がないので油っぽさもありません。これまでたくさんの素揚げを食べてきましたが、こちらは肉の美味しさを最大限に引き出した、究極の素揚げです。 

 

 さて、この素揚げと一緒に楽しみたいのが名物の〈元祖最強レモンサワー・450円〉。広島・瀬戸田産レモンをほぼ1個分冷凍したものを氷の代わりに使用。レモンスカッシュのようなさわやかな酸味と甘さで、素揚げにも合います。時間が経っても薄くならないので、最後まで美味しく飲むことができるのが嬉しいですね。

氷ではなく冷凍レモンを入れた元祖最強レモンサワー 

 

 こちらは鶏肉のほか、野菜や魚などの素揚げも人気。季節ごとに旬の食材を使って美味しい素揚げを食べさせてくれる、まさに究極の素揚げ屋さんなのかもしれません。

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