フンワリ食感で鬼の形相も笑顔に!? 国産銘柄鶏にこだわったからあげ!

『鬼のからあげ・国際通り総本店』国産モモ肉からあげ・スカイずり~

 都営大江戸線・蔵前駅から徒歩数分。隅田川からもほど近い、国際通り沿いにはからあげの聖地・中津で修行をしたご主人が営む『鬼のからあげ』があります。インパクトの強い店名ですね。これには「鬼のような形相の人でも笑顔になるからあげ」という意味がこめられているとのこと。テイクアウト専門店ですがお弁当もあるため、お昼どきともなると付近のビジネスマンでにぎわっています。ここは大山どりや知床どり、桜姫などの国産の銘柄鶏にこだわったお店。今回はこちらで〈国産モモ肉・5個650円〉と名物〈スカイずり~・1本300円〉をいただきました。 

 

 まずはモモ肉からあげから。これはファースト食感がかなり印象的。できたての温泉まんじゅうのようにフワッフワ!薄い衣ですが、歯を立てても簡単に崩れることなく、肉の中にゆっくりと沈みこんでいきます。しかも香ばしさも抜群。さらに圧をかけると肉汁がジュルリ。多少濃いめの味付けですが、これならごはんにもビールのアテにもいけそうです。 

 

 そして何と言ってもスカイずり~。関西では砂ずりと呼ばれている砂肝を7個、30cmの串に豪快に突き刺して揚げています。この付近一帯を見下ろすスカイツリーにちなんだ商品なのだそう。普通の串揚げの倍以上はある長い串は、縦にして眺めるとそびえるスカイツリーのような高さ。これは食べごたえがありますね。砂肝というとコリコリした食感が特徴ですが、こちらもファースト食感は意外に柔らかい。しかし少し噛んでいくと特有のコリコリ感も楽しめます。衣をつけて揚げているので、カリッ!フワッときてすぐにコリッという3段階食感。これまたビールのお供にしてみたくなります。 

 

 いずれも食感の柔らかさが特徴的。このフンワリとした口当たりなら、鬼の形相の人も笑顔になるかもしれません。このからあげやスカイずり~、お花見や花火大会で缶ビールととも差し入れすると、ポイントアップになるかもしれません。 


徳間書店・食楽web「から活日記」より

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