肉汁に不意打ちされる!?京風からあげとはいかに?

『京風からあげ 蒼Counter』京風生姜醤油からあげ・京都一味唐辛子からあげ

 

京風生姜醤油からあげ・100g。コロンとしたかわいいルックスです 

 

 首都圏に限らず、地方にも各地にテイクアウト専門のからあげ屋さんがたくさんあります。からあげはみんな大好きな上、イートインスペースを必要としないため、わずかなスペースで出店できることから、空き店舗対策にもなっているところも。からあげが社会に貢献(?)しているようで、筆者も嬉しい(笑)。 

 

 街を歩いていると「お!ここにもからあげ屋さんが!」と新しいお店を発見するのは筆者にとっては日常茶飯事。今回ご紹介する『京風からあげ 蒼Counter』もそのひとつ。“京風”とはいかに?店員さんの元気な声にひかれて思わず購入。食べてみたらこれがバリうま!反射的に取材を申し込んでしまいました。 

 

 まずいただいたのは「京風生姜醤油からあげ」(100g・320円)。コロンとしたかわいい形状です。さっそくガブリといってビックリ!いきなり肉汁が流れ出します。普通は歯が衣を突き破って肉に圧をかけたときに出てくるのですが、このからあげは違う!衣に歯を立てただけでジワリと出てきます。なんという不意打ち!(笑)。しかも肉がやわらかいこと…。そのまま口に放り込めば舌の上でとろけるのではと思ってしまうほど。シャリ!のあとにジュワ!ときてトロン!とくる3段階食感です。 

肉汁がすごい!器の上にもこぼれています! 

 

 そして「京都一味唐辛子からあげ」(100g・340円)は、肉に一味唐辛子で味付けをしているとのこと。さぞかし刺激的な味かと想像していましたが、意外や意外。ビリッとくる辛さはなく、一味唐辛子のかすかな辛さがジワッと口いっぱいに広がってくる印象です。これはハイボールなどと合わせてみたくなります。 

 

京都一味唐辛子からあげ(写真は50g)。じわっとくる辛さがなんとも上品 

 

 さてこちらのお店のからあげ、なんでもオーナーが京都の料亭と共同で開発したのだとか。それで“京風”なんですね。醤油ダレの開発に時間をかけ、季節によって人の味覚も変化することを考慮しながら味を探究してきたのだそう。オープンから1年ほどですが、お弁当の販売もおこなっており、地域になくてはならないお店になりそうです。


 


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