辛さと肉のうま味が絶妙にコラボ!スコヴィルチキンとはいかに!?
『CHINA包菜酒 上海ブギ』スコヴィルチキン
一羽分のスコヴィルチキン。ドンと盛られていて迫力満点!
東京・市ヶ谷を歩いていて、ふと目にとまった「スコヴィルチキン」の名前と写真。見るからに美味しそうなからあげに、筆者が思わず飛び込んだお店は『CHINA包菜酒 上海ブギ』。何を食べても美味しいと評判の中華料理店です。お目当ての「スコヴィルチキン」は半身(880円)、一羽(1,700円)を選べます。筆者は一羽をオーダーしました。
スコヴィルとは辛さの単位。唐辛子に含まれる辛味成分であるカプサイシンの割合を示すものです。この名称から想像するに、さぞかし辛いものが出てくるんだろうな…と、覚悟を決めて、待つことおよそ15分。やって来ました一羽分のスコヴィルチキン!お皿に山のように盛り付けられています。唐辛子の刺激的な香りがするかと思いきや、意外にそうでもなくて、ちょっとビックリ。唐辛子の香りはするのですが、どことなくさわやかな香りも混じっています。からあげにふりかけられているのは、唐辛子に四川山椒をミックスして作られた、オリジナルのガンラー。ガンラーとは中華料理に欠かせない唐辛子調味料です。四川山椒は花椒とも呼ばれ、辛味とともにさわやかな風味が特徴。その香りだったのですね。
辛さは3段階から選べます。私は普通レベルの「2」をセレクト。食べてみると、たしかに辛い!普通レベルでも辛い!食べ始めてすぐに額から滝のような汗。しかし辛いけど美味しい!モモ肉、ムネ肉、ササミ、手羽先、どこをとってもうま味が十分。唐辛子の辛さに負けていないほどの美味しさです。とくに手羽先はうま味が辛味を完全に凌駕しています。
オリジナルのガンラーがふりかけられています
あまりの美味しさに、無我夢中で食べ続けた筆者。3分の2ほど食べ終えたところで、水を一滴も飲んでいないことに気付きました。ただ辛いだけなら、水を飲まなければそんなには食べられません。辛さを忘れてしまうほど、いや、辛さが美味しさになっているからこそでしょう。辛さと肉のうま味が絶妙にコラボした絶品からあげに脱帽です。
0コメント