憧れの“ギャートルズの肉”を蕎麦とジビエのお店で味わえる!

『亀戸・養生料理 高の』丸丸素揚げ・鴨のからあげ

ギャートルズの肉。アラレちゃんの肉、ルフィの肉という人も


 幼いころにみたテレビアニメ「はじめ人間ギャートルズ」。作中に出てくる骨付きの大きな肉に憧れた人は多いのではないでしょうか。筆者もそのひとりで、主人公のゴンが美味しそうに食べている姿に「あの肉を食べたい!」とテレビの前で思っていたものです。 

 

 実はその夢、かなえてくれるお店が東京・亀戸にあります。『亀戸・養生料理 高の』は蕎麦やジビエ料理がメインのお店で、こちらの〈ギャートルズの肉(丸丸素揚げ)・390円〉は、今年実施された第9回からあげグランプリの素揚げ・半身揚げ部門で見事金賞を受賞した逸品です。 

 

 普通のモモ肉に塩ベースの味付けをして、お箸を刺して素揚げしたものです。骨ではありませんが、十分にギャートルズの肉の気分を楽しめます。表面はバリっと香ばしく、肉もホロホロと崩れるやさしい食感。元々は、手を汚さずに素揚げを食べる方法はないかと考えてお箸を刺して揚げたのだそうですが、あるお客さんに「これはギャートルズの肉だ!」と言われ、メニューに別名として追加したのだとか。 

 

 そしてもうひとつ、こちらでぜひ味わいたいのが衣にそば粉を使っている〈鴨から揚げ・580円〉。さすが蕎麦とジビエ料理のお店ですね。味付けは塩のみで、臭みは一切なく、うま味の強さとフワッとした弾力が特徴のからあげです。最近のジビエブームもあって、オーダーするお客さんも多いようです。 

そば粉の衣で揚げた鴨から揚げ。臭みはなくうま味が強い 

 

 さてこちらのお店、お客さんの年齢層は子どもからシニア世代まで幅広いとのこと。ギャートルズの肉と命名したお客さんは筆者同様“ギャートルズ世代”なのでしょう。「子どもや若いお客さんの中には『アラレちゃんの肉だ』『ルフィーの肉だ』という人もいますね」とご主人。なるほど、みていたアニメは世代で違えども、憧れる食べ物はみんな同じなのですね。 

 

 店舗の外には立ち飲みスペースがあります。これからの季節、ビールとこのギャートルズの肉を、夜風にあたりながら楽しむのもいいですね。

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