鶏の4つの部位を3パターンの味で楽しめる素揚げの名店
『丸鶏るいすけ ハナレ』丸鶏の素揚げ
東京・西新宿にある『丸鶏るいすけ ハナレ』は鶏肉料理や野菜料理を楽しめるお店。大山鶏を鳥取県から毎日直送しており、肉の新鮮さがポイントです。野菜も三浦半島の契約農家から毎日仕入れているとのことで、フレッシュな食材にこだわっています。すぐ近くにある『丸鶏るいすけ』の4号店で、本店とは異なり「焼き鳥も食べられるお店」というコンセプトでオープンしたのだそう。いつ行っても満席状態で、予約必至の人気店です。
こちらのお店でも本店でも、多くのお客さんがオーダーしているのが、名物の〈丸鶏の素揚げ・980円〉。ひと皿650~700gほどもあり、食べごたえも十分。ひとりでも、グループでシェアして食べてもいいほどのビッグサイズです。
丸鶏の素揚げはオリーブオイルとガラムマサラをベースにした特製スパイスとともに、竹ざるにのせられて出てきます。もうもうと立ち上る湯気が、揚げたてのアツアツ感を演出。新鮮な大山鶏の揚げたては、さぞや美味しいことでしょう。期待に胸がふくらみます。
秘伝の特製塩ダレに12時間漬けこみ、高温で15~20分ほど揚げるのだそうで、肉が骨からホロリとはがれるほどに柔らかく、やさしい歯ざわりに仕上がっています。歯を立てると「バリッ」という爽快な音とともに肉と一緒に口の中へ。素揚げとは思えない香ばしさ。
モモ肉のほか、手羽先やムネ肉、ササミも味わえるのが嬉しいところ。ムネ肉やササミは淡泊な印象がありますが、むしろしっとりとしています。オリーブオイルをつけると、味にマイルド感が加わり、辛味のきいた特製スパイスは味を引き締めてくれます。
素揚げをメインに提供しているお店は数多く存在しますが、こちらは鶏肉の美味しい4つの部位を、3パターンの味で楽しめるのが特徴。グループでの会食ならば、数皿オーダーしてそれぞれ好きな部位と味を自由に楽しめるでしょう。
徳間書店・食楽web「から活日記」より
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