からあげは4つの “お” を持つ「万能的B級グルメ」

 からあげの食べ歩きを始めて5年ほど。単にからあげ好きだということもありますが、いろんなお店を食べ歩くには、それなりの理由があります。

 

 世の中にはいろんな食べ歩きをする人がいます。とくにB級グルメと呼ばれるジャンルでは、お手軽さや安価からその傾向は顕著なのではないでしょうか。ラーメンやカレーは定番ですね。私のようにからあげにこだわった食べ歩きをする人も大勢いるでしょう。 


 ラーメンやカレーはメディアでもよく話題にされます。大好きな人も多いようです。この2メニューに関する書籍やムックは多く、グルメ系の雑誌やウェブサイトでもよく紹介されています。その点でいうと、からあげはまだまだなのかな、と思ってしまいます。 


 からあげ、ラーメン、カレーの3メニューに共通するのは、お手軽・安価・みんな大好き、ということでしょうか。ほかにもあるかもしれませんが、この3点は外していないように思います。 


 では、からあげとラーメン&カレーで異なるものはなんでしょう。それは私がからあげの食べ歩きをする理由にもつながります。それはからあげの「活用の幅広さ」にあるのではないでしょうか。 


 私はからあげは、メリットとして4つの “お” を持つものだと思っています。からあげに限らずラーメンもカレーも、一人でも大勢でも食べることができますが、からあげは「おかず」「おつまみ」「おやつ」「おみやげ」なんでもいけます。それぞれの頭文字を取って、4つの “お” と呼んでいるのです。 


 例えば居酒屋さんのおいしいからあげに遭遇すれば「今度の宴会はこのお店でやろう」と思えます。ラーメン屋さんやカレー屋さんで宴会はできなくはないのでしょうが、あまり一般的ではないような。 


 テイクアウト専門店のおいしいからあげに遭遇すれば「今度のお花見に持って行こう」「差し入れに使おう」と思えます。ラーメンやカレーのおみやげ、差し入れもあまり聞きませんよね…。 


 私がおいしいからあげを求めて、あちこちのお店を食べ歩くのは、こういう「活用」のためのネタ探しでもあります。からあげは、いろいろなシーンで活用できる、万能的B級グルメかもしれません。

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